民間の介護保険は必要だと思いますか?
おはようございます。
新型コロナウイルスとの闘いが続いています。
89歳のMさん、普段はにこにこ明るい方なのですが
何だかしょんぼりされているので、 どうされたのかとお声をかけてみました。
目にいっぱい涙を浮かべて 「息子に会いたいの」と。
Mさんの息子さん、普段は頻繁に老人ホームに面会にいらっしゃるのですが
新型コロナウイルスの影響で、 不要不急の面会をお断りしていて、
しばらくMさんは息子さんと会えないでいたのです。
Mさんの澄んだ涙が私の心にも沁みました。
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【前回の質問といただいたお返事】
「老後資金は、どれくらい必要だと思いますか?」
のお返事をいただきました。
ありがとうございます! 励みになります。
M様
少し前に2000万円問題が話題になっていましたが 人生100年時代ですから、
もし100歳近くまで生きて 途中で介護状態になってしまったら‥
と考えると2000万円でも足りないような気がします。
我が家の場合、年金や退職金がどれくらいなのかも 知らない自分に愕然としました。
どうにかなるんじゃないのと思っていました。
これを機に、年金、退職金、預貯金、不動産など 自分と夫のお金の計算をやってみようと思います。
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「老後生活が20~30年続くとすると、公的年金以外の老後資金として1,300~2,000万円不足する」 とした金融庁公表の「老後資金2,000万円問題」のことを M様も仰っていますね。
要介護状態になったり、ゆとりある生活をするためには M様が危惧されているように、
もっと必要だと私も思います。
我が家の場合はどうなんだろうと計算してみることを 定年前にされることをお勧めします。
私の夫は昨年65歳になり、年金受給者となったのですが 貰ってみて初めて、
親の世代とは違う少ない金額に 驚いたという失態を私達夫婦はしてしまいました。
平均的な高齢夫婦世帯の場合、 毎月約4万1,000円不足すると言われています。
1年で491,000円 10年で4,910,000円
100歳まで生きたとすると 35年ですから、17,185,000円 という計算ですね。
これは、あくまでも、平均的な高齢夫婦世帯の場合です。
・年金が国民年金だけの場合
・無年金の場合
・お一人様の場合
・要介護状態になり片方が介護施設に入った場合
・二人とも要介護状態になり介護施設に入った場合
・少し良い暮らしがしたい場合
このように、それぞれの事情で変わってきます。
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【我が家の場合の老後資金の計算】
まずは、今現在、月々の生活費がいくらなのかを 計算してみてください。
そして、将来の年金額をみてください。
年金の試算、概算ですが 分かりやすく解説している方がいらっしゃいますので 参考になさってください。
https://www.moneypost.jp/pension/
月々の過不足が分かりますね。
余る場合は問題ありませんが、ほとんどの方が不足ですよね。
月々の不足金×12=1年の不足金
1年の不足金×35=65歳から100歳までの不足金
こうして計算した65歳から100歳までの不足金と
あなたのご家庭の預貯金などの財産と比較してみて下さい。
だいたいのことが分かると思います。
これに、もし介護状態になった場合は さらに介護費用が必要になってきます。
【要介護状態になった場合の費用】
生命保険文化センターの調べによると
・介護に要する月々の平均費用は約7.8万円
(公的介護保険の介護サービス費用の自己負担分込み)
(介護施設に入った場合の家賃部分は別)
・介護に要する平均期間は54.5ヵ月(約4年7ヵ月) となると、
介護費用の平均は 7.8万円×54.5ヵ月=約425万円
これ、介護施設の家賃部分は別ですから 相当な金額ですね。
この金額を先に計算した 65歳から100歳までの不足金に足してみると
恐ろしい金額になってしまいます。
17,185,000円+4,250,000円=21,435,000円
【民間の介護保険ってどうなの?】
介護状態になった時、最初に頼るのは公的介護保険制度ですね。
40歳以上になると公的介護保険への加入が義務付けられていて
否応なく保険料が徴集されています。
ですから、自分が必要になった時は 臆することなく、申請しましょう。
ですが、公的介護保険は、どんどん自己負担部分が増えてきています。
そこで登場したのが、民間の介護保険なのですが‥。
【今回の質問】
「あなたは民間の介護保険は必要だと思いますか?」
・年金を含む月々の収入が高い方
・預貯金や財産が十分にある方
・介護状態になっても、家族が世話をしてくれる方
こんな方は必要ないですけど~(笑)
【YURUKU】
一生自分の足で歩けること、とても大事です。
介護状態にならないためにのも。
「免疫力を上げて、ウイルスに打ち勝ちましょう!」と、
YURUKU考案者のNoriko先生が椅子ゆるくの動画を 一般公開して下さいました。
小さなお子様でも車椅子の方でも、どなたでもできます。 動画はこちらです。 https://youtu.be/2ZZUx3p5InU
今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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