3.大切な人へのメッセージ

「誰に何と感謝を伝えたいですか?」という質問が8回繰り返されています。

 最初、皆さん、「えっ!」という表情になるのですが、書き進めていくうちに、8個じゃ書ききれない
8番目を書く時は、どれを書こうかなと手が止まってしまう方が多いです。

 たくさんの感謝の気持があったとしても、伝えることができずに亡くなることもあります。ここに、感謝の気持を綴っておくことで、自分の死後、これを読んだ人の心がどれだけ癒されるでしょう。

この項目を書かれた皆さんは、一様に、ご自分の中にこんなにも感謝の気持ちがあったことに驚かれます。
たくさんの感謝の気持ちを綴っていただきたいので、毎年、誕生日にこのページだけでも書いて欲しいなぁと思っています。 

また、同じ質問に繰り返し8回も答えることで、普段考えたこともなかった感謝の気持ちが湧き起こって来るのです。それをこのノートに書き記しておくわけですから、もしものことがあった時、なかなか口にできなかった感謝の思いがちゃんと伝わります。 

また、嫌だと思っていた過去も実は感謝すべきことだった!実は、〇〇から、自分はこんなにも愛されていたことに気づいた!という想いに気づかれる方もいらっしゃいます。
よく、「過去は変えられない。自分と未来は変えることができる」と言われますが、「過去も変えることができる」ということも、実感していただけます。
これは、どういうことかと言いますと、人生のとらえ方によって、過去の出来事を今までと違ったふうに考えることができるようになるということです。
過去の嫌な出来事を思い出してはイライラしてしまうことがある人には、セルフコーチングもできてしまうのです。



ご主人を亡くされて、間もない方が参加された回では、亡きご主人に思いを馳せて綴られた感謝の言葉が温かくて、とてつもなく寂しく、悲しくて、お幸せだった日々が想像できて、みんなで涙しました。
と同時に相手も自分も生きているうちに「ありがとう!」を伝えておきたいという思いや、大切な人が亡くなってしまった時のことや自分が死んだ時、自分のことを大切に思ってくれている人の気持ちを考えることができます。 


この項目を体験された方の感想

(掲載の許可をいただいています)

●帰宅したらさっそく夫にも息子にも伝えたいと思います。

 ●過去の悪いと思ったことも今から思えばたいしたことがなく、良い経験だったと思えました。自分  がたくさんの人に支えられて生きていることを実感したので、これからも感謝しながら生活したいと思います。

 ●ありがとうをなるべく本人に伝えようと思いました。 

●皆さん、色々な人生を背負っているんだなあと思いました。私なんか全然たいした事無いと思いました。

 ●人に会う度に感謝の気持ちを伝えようと思いました。 


オリーブの幸せの種

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