ご両親や配偶者が認知症かも?!と思ったら、即受診させる勇気がありますか?
明けましておめでとうございます!
ついに、2020年東京オリンピックの年の幕開けです。
平和で、明るく、元気な年となりますように!
なんだかワクワクしますね♪
今年もどうかよろしくお願い致します。
【前回の質問といただいたお返事】
「当たり前と思っていたことが感謝に変わったことはありますか?」
のお返事をいただきました。
ありがとうございます! 励みになります。
K様
隣に大好きな旦那様がいてくれる事。
縁あって、知り合い、変わらず今日も一緒にいられる事に 当たり前ではなく、感謝!
とある時気づきました〜。
健康に歩ける事、お洒落して、歩ける事。
骨折をきっかけに、歩く事ができる健康に感謝。
助けてくれていた、周りにいる人たちに感謝。
そして、食べられることに感謝!
家があることに感謝!
感謝の名人を目指して、毎日努力してます。
S様
経済的に安定していたり、家庭環境に問題がないなかで、
親に育ててもらったことかなと思います️。
特別裕福だったわけではありませんが、
環境としては安定していたと思いますので。
私としては当たり前と思っていましたが、
今考えると当たり前ということではないように、思いました。
K様の「感謝の名人」良い言葉ですね~♪
私も感謝の名人を目指して努力したいと思います。
S様が親御さんへの感謝に気づかれたこと、素晴らしいと思います。
両親が健在なうちに言葉で感謝を伝えられたら最高ですね。
私は棺の中の母に涙ながらに感謝を伝えましたが、
生きている内にちゃんと伝えたかったと後悔しました。
私の娘は彼女の28歳の誕生日に
「おかあさん、産んでくれてありがとう!」 と言ってくれました。
心の底から嬉しかったです♪
【もの忘れと認知症の違い】
私、「住宅型 有料老人ホーム」で、働き始め、 まだ半人前ですが、
多くのお年寄りと関わらせていただく中で、
認知症の方にも色々なタイプがあるなぁと感じています。
穏やかで可愛らしくなられ、「ありがとう」とにっこりされる方。
逆にちょっとしたことで不穏になり、怒ったり、怒鳴ったり、
難癖をつけたり、他人を批判したり、泣いたり、している方。
これは、若い頃の心の持ちようでこうなるのかぁと思ったのですが、
どうやらそうではなさそう。
良い人だったのに、まるで別人のように変貌することもあるようです。
今回から何回か認知症について考えていきたいと思います。
初回の今日は「もの忘れと認知症の違い」についてです。
久しぶりに会った知人の名前が出てこなくて、困った経験ありませんか?
私はあります!笑
これは、単なるもの忘れです。
しかし、普段からよく会っている人や よく使っている物の名前まで分からなくなると
認知症を疑った方が良いです。
また、友人や家族と旅行に行ったとします。
「〇〇でお昼ご飯を食べたよね!」 と言われ、
「あらっ!そうだったかしら?」となった時
「美味しいお蕎麦を食べたじゃない!」 などとヒントになることを言われれば、
「あー、そうだった!」と思い出す場合、
これも単なる物忘れです。
それに比べて、認知症の場合は お昼ご飯を食べたこと自体、
あるいは、旅行へ行ったことまで思い出せません。
認知症は忘れたことを自覚できず、
周りに知られないようにその場を取り繕おうとする「取り繕い」
という行動にでます。
例えば、忘れてしまった支払いを
「もう支払いは終わったはずなのに変ねー」と言い訳したり、
誰かのせいにしたりします。
もの忘れの場合は「忘れちゃった!」と素直に自分の非を認めます。
この「取り繕い」という行動が出てきたら、専門医を受診し、
1日も早く、進行を遅らせる治療を始めることをオススメします
最近は「物忘れ外来」という看板を掲げている専門医もあり、
ご本人が抵抗なく受診しやすい工夫もなされています。
ここで、一つ問題なのは、 ご自分で「認知症かも?!受診してみよう」
と受診される方は ほぼ単なるもの忘れです
認知症の方は「自分は呆けていない」と言い張ります。
ですから、家族や身近な方が気づいて 上手に受診させることが大切になってきます。
【今回の質問】
「ご両親や配偶者が認知症かも?!と思ったら、即受診させる勇気がありますか?」
今日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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