死後の手続きについて考えたことがありますか?


台風19号の猛烈な威力、被害の大きさに驚き、恐怖を感じました。 

皆さまのご家族、ご友人、ご無事でしょうか?

 水が引いても、流された家屋、壊れた家屋、泥の流れこんだ建物‥‥

 途方に暮れてしまいます。

 亡くなられたり、行方不明の方、怪我をされた方もいらっしゃいます。

 それでも、前を向いて復興していかなきゃならないです。

 被災された方々に笑顔が戻ることを心から願っています。 


 【前回の質問といただいたお返事】

 「将来、老人ホームに入居したいですか?」 

 3人の方からお返事をいただきました。

 ありがとうございます! 励みになります。

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 S様  

私は子どもたちに介護してもらう予定はないので、万が一介護が必要な状態になったら、

施設に入りたいです

 入居というかたちではなかったとしても、デイサービスを利用したりするなども、

視野に入れています 

健康に問題がないようなら、自宅で過ごしたいです。 

その時の心身の状態によって、選択は変わってくると思います。

でも、本音を言えば、施設には入りたくないです 

なので、介護状態にはならないよう、努力したり、心がけたいです 

だけど、デイサービスを利用するのはいいかなと思ってます

 デイサービスと言ってもいろいろあるようですが、

介護予防として体操やストレッチを取り入れているところもあると聞いたし、

昼食もとれて、入浴もできるようだし、気分転換にもなると思います。


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 T様 

老人ホームに入居したいか?と聞かれたら、入りたくないです。 

自宅でのんびり自由に暮らしたいです。

 でも、もしかしたら、独り暮らしが寂しくてたまらないかもしれないし、

不安になるかもしれないですよね。

家族と一緒だったとしても、認知症や寝たきりになってしまうかもしれないですよね。

そうなった時は、家族に迷惑をかけたくないので、老人ホームに入りたいと思います。


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S様 

お金があれば、入居したいかも。

 けど、今はそーいうところに行かなくてもすむ、 たくさんの老後の仲間探しに、

楽しんでいる日々です!

 少しあたしより若い友達をたくさん作って、 

少しでも楽しい毎日が過ごせる仲間がいるところなら、 

老人ホームじゃなくていいです〜 なーんて!!!笑


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 T様、K様のおっしゃる通りだと思います。 私も同じです。

 なので、心身ともに健康でいたいと切に願います!  

また、S様がおっしゃる様に、

老後も一緒に楽しめる仲間作りをすることは

幸せなシニアライフを送るための終活ですね。

楽しくてわくわくしますね。 


 【突然のご不幸にかける言葉が見つからない】  

先月、私が大変お世話になっている方のご主人が突然亡くなられました。

 ほんの数分前までお元気だったのに、突然の病に倒れ、

即死に近い状態であっという間に逝かれてしまわれました。

 ご家族の驚きやお悲しみを思うとおかけする言葉も見つかりませんでした。

 言葉が見つからないというのは、本当です。 


 「お気持ち、お察しいたします」 

「お気を落としなさいませんように」

「がんばってください」 

「あなただけじゃない、大変な人はもっといますよ」etc.


 慰めたつもりで、悪気はいっさいなくても このような言葉は、返って傷つけるのではないか? 

と思うと何も言えなくなります。

 そっと寄り添って、うんうんと話しを聞くだけ、それしかできないけど、

それが一番なのかなぁと思いました。


 【悲しむ間もなく行うべき手続きの山】

 無常にも亡くなった瞬間から、手続きが怒涛ごとく押し寄せてきます。

 ①「死亡診断書」または「死体検案書」の発行

 病院で亡くなった場合は病院で「死亡診断書」を発行してくれます。

 自宅で亡くなった場合は警察の現場検証・検視のあとで、「死体検案書」が発行されます。  


②「死亡届」・「火葬許可申請書」を提出

 どちらも提出期限は7日以内、葬儀前に必要な手続きです。

 提出先は、故人が死亡した場所、故人の本籍地、届出人の所在地のいずれかの市区町村役場窓口です。 


 ③国民健康保険の脱退・健康保険証の返却

 国民健康保険‥‥市区町村国民健康保険窓口 (14日以内)

 健康保険証‥‥‥勤務先(勤務先による)


 ④世帯主変更届(14日以内) 

新しい世帯主が居住する市区町村役場 


⑤年金受給権者死亡届(国民年金14日以内 その他は10日以内)

 市区町村国民年金窓口


 ⑥相続税の申告・納税(10ヶ月以内) 

遺言書の有無の確認も忘れずに行う

 住所地の税務署


 ⑦相続の放棄(3ヶ月以内)

 住所地の家庭裁判所 


 ⑧所得税準確定申告、納税(4ヶ月以内)

 住所地の税務署 


 ⑨生命保険の死亡保険金請求(3年以内)

 保険会社 (入院保険金なども)


 ⑩不動産名義変更(なるべく速やかに)

 地方法務局


 ⑪自動車所有権の移転(なるべく速やかに)

運輸支局


 ⑫預貯金の名義変更(なるべく速やかに) 

各金融機関 


 ⑬各種公共料金の名義変更(なるべく速やかに)

 電力会社 ガス会社 水道局 


 ⑭NHKの名義変更(なるべく速やかに)

 NHK名義変更フリーダイヤル

 0120-151515


 ⑮携帯電話の名義変更、解約(なるべく速やかに)

 契約先


 ⑯運転免許証の返却(なるべく速やかに)

 警察署


 ⑰パスポートの返還(なるべく速やかに)

 都道府県旅券課


 ⑱定期購入品の停止(なるべく速やかに)

 購入先


 ⑲クレジットカードの解約(できるだけ3か月以内)

 支払免除できることもあるので早めに


 ⑳インターネット関係の退会や解約(なるべく速やかに)

 プロバイダー、SNS、HP、Blog など


 ㉑国民年金の一時死亡金請求(2年以内)

 市区町村国民年金窓口 


 ㉒国民健康保険の葬儀費用請求(2年以内)

 市区町村国民健康保険窓口


 ㉓国民年金の遺族基礎年金請求(5年以内)

 市区町村国民年金窓口  


㉔遺族厚生年金請求(5年以内)

 年金事務所または街角の年金相談センター


 普段から、これらのことを把握しておくと いざという時に慌てずにすみます。

 また、これら以外にも、人それぞれで細かい手続きがあります。

 これらを本人に代わって遺族が行うわけですから、 

 

・どこにあるのか分からない 

・IDやパスワードが分からない 

・そもそも、契約していたものがまだあるかどうかも分からない


 ということが起こり、遺族は困惑してしまいます。  

自分で元気なうちに、必要書類をできる限り取りまとめて

 分かりやすいようにファイリングして、

 保管場所を家族と共有しておくと、

 お互いに安心です。

 是非、やっていただきたいと思います。


 【今回の質問】

 死後の手続きについて考えたことがありますか? 



今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


   

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