2021.07.31 23:00

亡くなった方へあなたからの一番の供養は何だと思いますか？

おはようございます。

オリンピック、熱戦が繰り広げられていますね。

コロナ禍の中のオリンピックは反対でしたが始まってしまえば、

テレビで一生懸命応援してしまいます。

私が住む札幌でも8月5日～8日、競歩とマラソンが開催されます。

北海道も30℃を超える暑さです。

競技は朝や夕方からですが、選手の皆さん、大変だろうなと思ってしまいます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

【前回の質問といただいたお返事】

「あなたの大切な財産、誰に引き継いで欲しいですか？」

のお返事をいただきました。ありがとうございます！励みになります。

H様

今持っているもので（法的にはいろいろと該当するものはあるのでしょうが）

財産と呼べるものはお金だけですね。

母が生きていくのに使ってもらいたい。

あとは全部要らないものでしょう。

家電や車はお金に替えてもらって、服やバッグは女姉妹であり、

姪もいるので好みのものを取ってもらい、

あとは全部捨ててもらいたいです。

私のことで場所は取らない。

自分が満たされるもので囲まれて生きていってくださいと言いたいです。

K様

財産、そんなにありませんが貴金属やブランド品は私にはもう必要ないので

息子のお嫁さんと私の娘にそろそろ渡しておこうと思っていたところです。

お金も生前贈与したいところですが

自分が生きていくのにも足りなさそうなくらいなので

残念ですができません（笑）

もし、遺産として少しでも残ったら子供達で分けて欲しいです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

H様

最初に申し上げますがおかあさまより長生きして下さいね。

「好みのものを取ってもらい、あとは全部捨ててもらいたい」

「自分が満たされるもので囲まれて生きていってください」

これ良いですね。賛成です。

遺品整理をして、捨てがたく、持ち帰ったものの結局は使わないし、

場所を取るだけということが多々あります。

「捨ててくれて良いよ」

と伝えておけば残された人も楽ですね。

K様

私もK様と同じです。

もう自分の手元になくても良いものは生きて元気な内に大切な人に譲っておきたいですね。

そして、遺産として残せるほどのお金を私も今からでも稼ぎたいです（笑）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

【8.供養】

マンダラエンディングノートの 9番目の項目は、8.供養です。

供養ってなんでしょう？

法事を行うこともお墓参りをすることも

仏壇に手を合わせることも、すべて供養です。

この項目を書いていくと、心の中でそっと思い出すことだって、

供養なんだなぁと思えてきます。

死んでしまった人に対して後悔があっても大丈夫。

もし生きていたら、こうしてあげたかったという思いを込めて

手を合わせることも立派な供養です。

亡くなった人の分まで、自分がいっしょうけんめいに生きることも立派な供養です。

こう考えるとホッとされる方もいらっしゃると思います。

そして、生きている自分のこれからの人生が豊かになるような気持ちになります。

また、この項目を書いているうちに、

ご両親やご主人、身近な大切な家族を亡くされた経験から

沢山の思いが沸き上がってきます。

そして、なぜか、大笑いしたり、涙したり、深いシェアができる項目です。

この項目をやると、今まで以上に自分の命を愛おしく感じられます。

私自身も亡くなった両親を思い出し、会いたくてたまらなくなります。

余命宣告を受け、本当に死に直面され、

奇跡的に克服された方が参加してくださったことがあります。

闘病中は終活を避けてしまったそうです。

今は深すぎる悲しみを乗り越えて、

友人に「ノーテンキ」「何も考えてないだろう」と言わしめるお人柄です。

「亡くなった人へ伝えたいことは何ですか？」という質問に

「がんばって生きているよ。」

と答えられました。

さらっと聞こえますが、その場にいたら、涙が出そうな言葉でした。

死の話をしているとき、生きることを強く思う。

若い方も自分の死をちょっと想像してみると、

生きることの素晴らしさを再確認できると思います。

【この項目を体験された方の感想】

（掲載の許可をいただいています）

●「亡くなった人に対して後悔があっても大丈夫」と分かり、ホッとしました。

●今日は供養ということで、先日亡くなった母を思い出しました。とても良かったです。

●供養、法事の件等、自分で体験した事等と合わせて大変ためになりました。

●60歳を過ぎて、大病もして自分のことをふり返る機会も多くなりましたが、しっかり考えることができてうれしかったです。